アンチエイジングと紫外線.1

古今東西、老若男女、いつまでも若くありたいと思うのは、
自然の摂理です。
いくつになっても、若いね!といわれたいですよね。

若さに、もっとも大敵なのは、シワといっても、
過言ではないと思います。
シワは、何故できるのか?
もっとも挙げられる原因は、紫外線です。

好きで日焼けをするならまだしも、紫外線は、
どんな人でも、気をつけなければダメなのです。

紫外線を気を付ける理由は、外がどんな気候であっても、
外出する際には、洋服は着ていますが、
顔は、まったく無防備なことがほとんどだからです。

肌が紫外線にさらされると、皮膚を構成する、
タンパク質のひとつ、コラーゲンを切断する酵素が作られます。
この酵素が、皮膚の弾力を奪い、シワやたるみとなります。

若い時は、次から次へとコラーゲンが生成されていくので、
シワにはなりませんが、年を重ねるにつれ、
その能力は失われていき、やがて皮膚に、
シワが蓄積されていくと、考えられます。

一度でも紫外線によって受けたダメージは、
肌の細胞が、記憶しています。
その為、20代で受けたダメージが5年後、10年後になって、
シワとなって、現れるのです。

シワを予防する為には、当然のことながら、
紫外線対策を怠らないことが大切です。

無駄に日焼けすることを、極力避ける為にも、真夏に、
手袋、帽子、サングラス、日傘といった格好で歩いている人を、
見掛けることがあると思いますが、あのスタイルは、
まさにアンチエイジングの為の、基本的なスタイルといえます。

一昔前は、日光浴は皮膚を丈夫にする等といわれていました。
しかし、現在ではまったくの反対で、紫外線を浴びることは、
シワを増やす原因として、知られています。
いつまでも若くありたいなら、紫外線対策は必須なのです。

紫外線は、環境汚染によってオゾン層が破壊され、
年々、強くなっていると考えられます。

海に行って、日焼け止めクリームを塗っているから大丈夫と、
安心するのは、あまりに安易です。
なぜなら、紫外線は一年中、曇りや雨等の天候に、
左右されることなく、容赦なく降り注いでいるからです。

紫外線を肌に受けることで、コラーゲンが失われ、
肌にダメージが、蓄積されていきます。
これがやがて、シワやシミとなるのです。

では、いつまでも肌を若々しく保つためには、
どのような対策をすればよいのか?

紫外線対策の方法の中に、日頃から紫外線を受けないよう、
手袋、日傘、帽子等で、全身を防護するのは、とても効果的です。
日差しを通さない、濃い色の服をおすすめします。
明るい色の服は、反射して顔に日が差してしまうからです。

しかし、全身を防護するだけでは、十分ではありません。
さらに、日焼け止めクリームを塗ることも、重要です。

日焼け止めには、SPFとPAという表示があります。
これらの数値が高ければ高いほど、効果が高くなります。
日差しの強い日に外出する際は、数値の高いものを塗って、
出掛けるべきです。

紫外線は、屋内にいても油断できません。
波長の短い紫外線は、ガラスをすり抜けて、
屋内にも散乱しているからです。

日焼け止めを屋内で塗る時は、SPFは10~30程度、
PAは+~++程度の値のもので、十分ケアできます。
しっかりとした、対策をすることが大切なのです。